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【宮藤官九郎作品用語】集

【つーかんなことしててももてねーぞ】

初稿2002/7/30 随時追加予定
2002/8/4 用語追加

  


オッス!自分、名は大福院輝雄HNはインテリ
であります。
今回は成馬01さんに頼まれて尊敬する宮藤官九朗アニ貴のコーナを担当することと相成りました。
以後お見知りおきを
え?しゃぶり場と違うって?はい自分目上の方への礼儀
わけまえておりますから。だいたいあいつらは礼儀って奴を
しらないんですよ。特にかとまん。あいつは一度Dヶ浜の海の底に沈めないと。すっスミマセン話が脱線しました。
今回自分は木更津キャッツアイ論を頼まれたのですが自分中坊なのでまとめられません。
代わりに用語集作りました。ガチンコ100問勝負です。ではご覧下さい。

用語 備考
あ〜 ロケットボーイ小林の口癖
宮藤さんの口ぐせが元ネタっス
哀川翔 Vシネの帝王、木更津キャッツアイには本人役で登場、内の若いもんの間でも竹内力さんと人気を二分してるっス
アニ 佐々木淳のアニ本名はええと・・逆切れがかわいいっス
あの鐘を鳴らすのはあなた 木更津〜3話でぶんっさんの親父が和田アキ子のモノマネをして歌う。このシーンの前に親父はアニにぶっさんの病気のことを聞かされている。その後だから本来ギャグとしてのこの歌なのだがレクイエムのようにすら聞こえるっス。
このシリアスな部分と笑える部分が強引に同居してしまう振り幅の揺れが木更津〜最大の魅力だと思うっス
甘えん坊ハウス 氣志團のいた孤人院、子供たちが「わぁ氣志團のお兄ちゃんだぁ」とよってく姿はまるでタイガーマスクみたいっス。
宮藤さんは平気でこういう古臭いモチーフを平気で持ち込み
(そもそもこの話自体難病もの)しかし自分流の見せ方に変えてしまう。だから一見、奇をてらっているようでありながら、ちゃんと王道の話になってるのだ。です。
阿部サダヲ 大人計画の看板役者さんであり宮籐さんのドラマでも常連の存在
池袋〜に浜口巡査 、木更津〜の猫田
僕の魔法使いの田辺まもるんを演じている。
演じている時と演じてない時のテンションの違いが面白かった。
笑っていいともでは宮籐さんから紹介されていました
宮籐さんとのバンドグループ魂。ではボーカルを担当してます。
03・8・22執筆
荒川良々 映画ピンポンで太田を熱演、原作とは全然違う魅力で他の役者を食ってた。宮藤さんが監督の外伝ティンポンにも主演する
早く見て−けどDVDもってねーっス。
池袋ウエストゲートパーク 説明不用の宮藤さんの出世作今だにレンタル率高し
正しこれ=宮藤作品という定義は必ずしも当てはまらないと思う、この作品は石田依良さんの原作を宮藤さんがタメ口のバカな話に変換し、それを堤幸彦さんがトリッキーな演出でダークな重さを出しさらに役者の方々がそこで好きかってやったけった出来あがった作者不在のドラマだと思うっす。
多分宮藤さんの味が一番出ているのは中盤の3〜8話の1話完結の所でラスト9〜11のグツグツ感は堤さんの味という気がするっス。この辺りは今度分析したいなぁと思います。
池フクロウ 池袋のマスコットキャラで池袋ウエストゲートパーク第一話でジュンがマコトと友達になってもらいがために盗んでくる。宮籐さんのドラマではこういうマスコット(じゃがー君や木更津〜のたぬき)を良く使います。03・8・22執筆
井上三太 池袋ウエストゲートパークの予告を見た時うわぁトーキョ−トライヴのパクリかよ!ぜって〜失敗する。と思ったひと多かったと思います。確かに影響は強くあるのですが、トウキョウトライヴがチーマーの血も涙もない薄っぺらな切れる若者の人間関係をシャープに描いたとか言われちゃう類のスカしたものなら。池袋〜はそこに血肉が与えられたもっと俗な一昔前のヤンキーの話に回帰している。不良少年の正義っつーんすかね。
これは90年代と00年代の違いだと思うっス。
ちなみに井上氏はBOONでトウキョウトライブ2を連載。そっちはスタートこそ殺伐とした感じだったけど、もっと友情とか仲間とかのテーマ(キレるのでなくうまくやるための術つーか)を模索する方へ向かっていて読後感も良く普遍性もある。もしかしたら池袋〜の影響もあったのかもしれないっス。
歌田光子 木更津〜6話に登場、シガニー小池の愛人兼歌手
こういう脱力なネーミングが出ると宮藤さんだなぁと思うっス。
うっち−
占っちゃうぞ
永ちゃん キングオブヤンキー。池袋のマコトさんのカリスマでポスターもはってあります。
部屋に貼っているポスターでキャラの設定を見せるという手法(木更津のぶっさんは哀川翔のポスターを貼っている)をほぼ無意識に多用します。
これはポスターに限らず、そのキャラの部屋のものでそのキャラを表現するというある種当たり前の方法が観てる側にわかりやすい共感を与えてくれて、生身の近さを与えてくれます。
ある種、トレンディドラマのカタログ的な内装にたいするアンチといえるのだと思います。
03・8・22UP
演劇 すいません自分「大人計画」の舞台一度もみたことないっス偽クドカンファンっス(←そういやクドカンって使わないなぁ自分)いや見たいんスよ特に春子ブックセンターなんて東京行こうか迷ったっス。唯一ビデオで見たのは「キレイ」だけです。ただ、演劇に対する憧れは自分にはあるんスよ
例えば今の世界って映画とかテレビとかのカメラの視点で見てる気がするんですよ。フレームがあるっていうんですか。マンガなんか完璧に映画の影響下にあってカチっとしすぎてるんですよね。その辺演劇ってフレームがないから自由な感じするんですよ。あとは観客との関係性で成り立ってるからここに船がありますっていったらあることになる
ごっこ遊び的なトコですね(すいませんコレ庵野秀明監督の受け売りです、フタリ芝居のパクリっスパクりついでに言うト同じアニメの監督の幾原邦彦監督は身体性を感じるとこが演劇の良さみたくいってました。)多分クドカン(←何か書いてて恥ずかしいっスもうつかわんです。)のドラマのもつデタラメで自由なトコは演劇をやってるトコから来てる部分がデカイんじゃないですか?と自分思います。
「おいくら萬円?」 木更津〜七話で氣志團の人が言った台詞、これはオリジナル?
大塚英志
大塚ギチ
オジ−
男の子 週間ポストのピンポンのレビューで林あまりさんが宮藤さんの脚本を男の子にやる男の子の男の子のための映画と評してました。
う〜ん納得っす。何つーかあれだよな。男は男ってことにもっと自信もっていいと思うんすよ。ビバ男の子ってことで
大人計画
おまわりさん 宮藤さんの作品の印象的なシーンでよく登場する。金八先生に出るおまわりさんのイメージが元だそうです。あとおまわりさん役はみんな大人計画の役者さんがするようになってるそうです。
女の子
ガイ・リッチ−
片山修
加藤鷹
金子文紀
「がびーんすか」
川崎麻世 池袋〜の主人公マコトのアイドル、一話と11話に登場し
話を挟んで空気の統一感を出してますがその空気の正体は自分にはイマイチよくわからないっス
宮藤さんの作品にはやたら芸能人の名前がでるが本人がそのまま出るパターンも多いっス。
あと出てくる実名有名人は全体的にヤンキー上がりっぽいか
お水っぽい人が多いっス
河原雅彦 「河原官九郎」という本を宮藤さんと共著を出してますが自分は立ち読みだけしてまだかってません。どうもアイドル本ぽくって、確か「嵐」主演の堤さんの新作映画の脚本を書かれたと思いますがどうでしょうか?
木更津キャッツアイ 2002年冬放送のドラマで自分にとってもバイブであります。
人に説明する時は「哀川翔が本人役で出てるんだよ」と説明してオルグしましょう。ちなみに何故チーム名がキャッツアイかというと「顔隠してるだけルパンより頭いいっしょ」ってことです。
傷だらけの天使 ある批評誌のドラマ評で池袋ウエストゲートパークを現代の傷だらけの天使と評してたんすよ。たしかに両作品とも町を舞台にした探偵(広い意味で)ものでたくみに町の風俗を吸い上げてますが、自分にとって面白いのはその違いですね。わかりやすく言うと傷天はフィルムで池袋はYTRなんすよ。色というか匂いっつーか池袋の方が薄っぺらいんですその分スピード感があるというか。
あとは終わり方、傷天は挫折感があるけど池袋はあえて勝ちにいってると思うんす。この差は面白いっス。
氣志團
キャバクラ 男の夢、クラスで5番目くらいに可愛い子達が勤める安いユートピアっス。宮藤作品のドラマにはそういうお水系の世界が当たり前のものとして出ますっス。
京極会
牛乳チュ− ロケットボーイで小林が作る、牛乳の焼酎割りッス。
確かマンガ道で似たような飲み物、があったような
03・10・13Up
キング 池袋〜のカラーギャングのカリスマ、安藤タカシの通称、王様でなくキング牧師からとったらしいっス。03・8・20
クエンティン・タランティーノ
窪塚洋介 池袋〜、GO、ピンポンで宮藤さんと組んでいる蜜月の関係の俳優、良くも悪くもキングをひきづってるかな?
でもピンポンを見た時はペコってこうだったんだ!思いました。
声のトーンが全部同じなので台詞が軽い印象になってしまうのがちょっと問題か?これは持ち味でもあるんだけど
発音練習とかして音域があがればいいと思います。
うわー時分偉そうっス。すいません嫉妬です男としての
グループ魂
警察
ケーシー高峰
GO

02年12月5日の日誌より
 
「GO」をもう一回観た

昨日テレビ東京系列の局で行定勲監督、宮籐官九郎脚本、金城一紀原作(新聞の予告にわざわざこの三つが表示されてた順番は覚えてない)の「GO」を放送していた。完全ノーカット版だそうだ。わざわざそう表記するということは何かカットしないと地上波では抗議がきかねない内容があるということか?、と邪推してしまう、こういう題材を放送するにはそれくらいかまえないといけないのかなぁと思った。
何も言わないでも完全版で放送するなんて当たり前でしょ。ってつい言いたくなる、まぁカットして放送してたら、なおいきどうってたけど、

「GO」は一回レンタルで観ている。そのときの印象で言うと、前半の疾走感あるグレートチキンレースからケンカ三昧のトコ、節々で入るオヤジとオフクロのやりとり、タクシーの運転手、ダメなおまわりさんとのやりとりとかは好きなんだけど、肝心の恋愛の部分と差別の部分(この2つは不可分)がなんかなぁと思い宮籐官九郎さんでも差別はこういう紋切り型になってしまうのかと、ちょっと(他のテレビ作品に比べ)評価が低かったのだが、今回は2度目ということと、ロックンロールミシンで良かったなぁと思った、行定監督の淡々とした恋愛描写のセンスに注目して観ると、こっちはこっちでいいなぁとちょっと逆転した、まぁ理想を言えばこの(行定パートと宮籐パート)2部分が分離せず、うまく作品内で融合してて欲しいのだけど、そう贅沢は言ってられない。

あと一回観ただけでは気付かなかった小ネタ(ヤクザのオヤジの肩に小鳥が乗ってるとか、その息子が女2人つれててさりげなくパンチラしてるとか
(ピンポンのシナリオ集によると、GOでは桜井のパンチラシーンを5〜6箇所、描いてラストは桜井のパンチラのUPで終わる、と書いたらしいが、もちろん採用されなかった(笑)作中ではパンツ見えても気にならないと書いてあったので少し惜しい。それはこの名残だろう)
桜井が椿姫が観たいというのは名前の複線だったんだなとか、そういうのに気付くのが楽しかった。

この作品は恋愛に関する物語なんだと何度も強調されるが、俺も見ている時は在日(コリアンジャパニーズと表記すべきか?)とか関係なく普遍的な男の子の話として観ていた、あのイライラしてる感じ(窪塚洋介はそういうイライラを演じさせるといいなぁ)学級会(この作品では総括)のいばった教師の作り出す抑圧された空間の息苦しい感じ、高校の休み時間に杉原のケンカで賭けをするシーンでのあのぽっかり穴が開いてる時間の感じ、この作品は原作と共に若い世代からも評価されてるらしいけど、この辺の描き方のリアルさに、その要因があるんではないだろうか?
そしてそのリアルさ、だけでなく杉原はもちろんのことパワフルなオヤジ、オフクロ(パパ、ママと呼べに爆笑)杉原の不良友達等の豊かな描写、リアルなだけなら同時期に公開された「リリィ・シュシュのすべて」にも今作品以上にあったけど、この作品はその先に行こうとしている気がして変なマイナー根性を感じず、すごく王道のメジャーなものに感じた
(キネマ旬報で川本三郎氏がこの2作品を比較し、GOの主人公達もいずれはリリィシュシュ〜の男の子たち見たく現実に押しつぶされるみたいなことを書いていて、GOを過去の男の子達へのノスタルジーとして捕らえてたけど、今の俺にはこれ逆に感じる、その意味で今の映画なのだと思う、ただちょっと気になるのは時代考証、初め金城氏の自伝的小説内容にあるので、多分70〜80年代の話と思ってたけど、お宝ガールズとかマグノリア、浅草キッドなどの最近の固有名詞、クラブっぽい場所の描写ちなみにミュージッククリップがヤクザの指きりとかの描写があってちょっとエグっと思った、があるので今の話なのか?まぁあまり気にならないと言えばそうなんだけど、何か混ざってる感じがして、その辺りがノスタルジックなものとして捕らえられた原因かもしれない)

あと、恋愛シーンも行定監督のものだと考えると悪い感じはしない、微笑ましいシーンも多くニヤけてしまう、桜井のちょっと変な感じ(ロマンチックなシーン、雪や流れ星に遭遇すると最悪と思ったり、アクション映画が好きなのにオペラが好きで育ちの良さが強調されてたり)がこの作品の恋愛シーンを恥ずかしくならない程度にいいなぁと思わせてくれる、このバランスがうまい。
一度目に見た時は何だよ!今時これかよ!と思ったホテルでの「血が汚い」の台詞も桜井の初体験のために感情が揺れてて内面が不安定になってるとこに言われて動転してることを考えれば、納得する。
当時は差別の描写が古いと思ったけど、こういう在日問題等の差別事態が古い感情を引きずっておきてるもので、今の生活に密接に関わってるものでないので(例えばネオナチ等の移民排斥運動のたぐいにはそれをする人間の中にあいつらのせいで仕事が奪われてるというリアルな(それが事実かどうかは別に本人の中で)気持ちがある)あいう形でしか現れないのではないか?と思った、もしくは杉原の親友が死んだ時のような、ふざけ半分のからかいの延長のような無自覚なものとして(もっとも無自覚が一番タチが悪い気もするが)、その意味で言うと、その後、窪塚洋介氏がある種ネオナチ的な「凶気の桜」に企画から関わり出演したのも流れとしてわかる。
だから恋愛描写も差別描写も今回は気にならなかった。

この物語の構造として好きなのは不良モノという枠から始まりながら、その外の枠に杉原が出て行こうとする所だ、杉原が初めてオヤジにボクシングを習うとこでの台詞が象徴的だけど、自分達が狭い枠の中にいて、いつのまにか押し潰されようとしている、(作中では先輩やヤクザの息子らが、その枠の中で好き勝手やっててもいずれは権力に捕まってしまうものとして描かれる、不良もまた反抗するという役割を狭い枠で演じさせられてるんだなぁと思い切なくなる)そこから抜け出し外の広い世界へ行こうとすると、教師も級友も敵として足を引っ張ってくる、また外にでても、そこも又前の場所と大して変わらず、むしろよそ者として、更に冷遇される、もちろん杉原は強いから力でねじ伏せるので、そこで嫌な感じは受けないけど、その杉原ですら、恋愛の部分で表れるそれに初めてつまずく。
初めはその恋愛と他の部分の齟齬が気になったけど、自分のことを考えるとそうだよなぁと思ってしまう、齟齬が逆にリアリティを与えてるとでも言うのだろうか?

最後に窪塚洋介の演技はやっぱいいなぁ、何かキングの頃から演技が身体的な感じがする、の作品以降、本とかガンガン読んでるみたいだけど、変に頭でっかちにならず、この身体性を保ってほしい。

どんなに強い男でも女には勝てない、そういう話ッスね
自分としては小説にあったおいしいトコがカットされてたのが残念です。ラストシーンで桜井が「私濡れたのよ」って言うトコとか。

こけし 池袋ウエストゲートパークでヒカルが謎のストーカー対策に部屋に置いたもの、理由は何故か家にいっぱいあったからでございます。その後、ストラップで登場したり、マコトの「俺がお前のこけしになってやるぞ」の名台詞や、ラストのヒカルが持ってたり、池袋=こけしと言ってもいいくらい重要の存在ッス03・10・13UP
小日向文世
ゴリラーマン 作・ハロルド作石、宮藤さんのバイブル、行き詰まると読むそうです。うっちーのモデルがゴリラーマンっス
サウスパーク 仲間内でだべってる感じ、小さな共同体から世界を見る方法、有名人を本名で平気でだしちゃうトコ。音楽に造詣が深いトコ
共通点が多いっス。しかも笑えるっス。
サブカルチャー
シガニー小池
失恋レストラン
視聴率 やっぱりというか残念ながらというか宮藤さん脚本のドラマは視聴率が取れるたぐいのドラマでなく「池袋〜」ですら15%前後
ロケットボーイは中断中に放送した「踊る〜」に負ける始末
「木更津〜」は12%前後と視聴率がわかる日は磯山プロデューサーは憂鬱だったそうです。自分はてっきり視聴率なんか眼中になく、後のレンタルやDVDのセールスで元を取れればいいという考えなのかなと思ってたんすけど、必ずしもそうではないようです。でも視聴率ってどうなんスかね。例えば30%放送中に言ったけど終わった瞬間もう忘れられてるドラマと放送中はいまいちでも終了後にジワジワ盛りあがってきて映画になって大ヒットした「踊る大捜査線」や「ケイゾク」とどっちが経済的効果あるんですかね?
そもそも視聴率が高いことのメリットがよくわからんです。スポンサーの人がお金くれるんですかね?
いずれにせよ視聴率に頼らないでも良いドラマが増えるのは良い事だと思うっス。
じゃがー君
写真には写らない美しさがあるから 木更津7話で「かあちゃんの写真ないの?」と聞かれてない理由を答えた時の台詞。このあとぶっさんは美礼先生に(母親のことを)リンダリンダって感じっスかといい美礼先生は「外人さん?」と答える。もちろん木更津キャッツアイのテーマがブルーハ−ツのパクリというとこからきてる。
ちなみに写真とかないの?ってやりとりはエヴァンゲリオンの母親の墓標の前での主人公のシンジ君とその父親ゲンドウとのやりとりを思わせますが、ここまで違うと嬉しくなりますね。
自分はやっぱぶっさんと公助みたいな関係がいいなと思います。
処女
シブヤ系
スナッチ
世界は愛に満ちているか? 夢のカリフォルニアで宮藤さん演ずる山崎始がよくいう台詞
ちなみに夢の〜の主人公と木更津〜の主人公達は同じ21歳なんだよな。見た印象だと正反対なのにどっちもリアルに感じたから不思議です。
セックスピストルズ
それ芸能界のいいわけだよ 木更津7話で(モー子に)バンドの人間関係のことで相談にのってもらってた。というぶっさんに対しバンビが言った台詞です。
この後のバンビの切なそうな顔サイコ−に可愛いっス
悪いのはぶっさんなのに・・・
体育会系
例え話
田中麗奈
たぬき 木更津のシンボル、1話で爆弾の入った置物として登場するが、その頃はまだ宮藤さんは狸がシンボルだと知らなかったらしいです。それ以降はちょくちょく登場、中でもオジ−の石像が狸の形をしているのが印象的(つまりオジ−は木更津の守り神ってことっスかね)
タメ口
ちょっとビターな
唇泥棒
3話でぶっさん達がケーシー高峰にチーム名を聞かれて言う台詞この後「木更津キャッツアイニャ−」と続く、これで金を盗んだのがうっちーとバレてせっかくのお金は無効に
それにしても泥棒なのにチーム名を名乗るシーンやたら多いっス。
堤幸彦 今もっともヘンな作品を撮る監督さんです。一般的には変な映像や子ネタを使った笑いで人気をはくしてることになってますが、自分はこの人の作るドラマのダイナニズムに引かれます。堤さんのドラマはだいたいフォーマット(ミステリーだったり刑事ものだったり医者ものだったり)があってその枠の面白さを見せるのがだいたい1〜8話なんですよ。で、9、10話でおかしくなって11話で全てをまとめあげる。このまとめ方が好きっス。ただまとめてしまうのがこの人の長所であり短所でして、まとめるために多重人格とか整形とかやや強引なネタをつかってしまうんですね。
池袋〜は好きなんですけどそのヒカリは実は多重人格だったってオチがちょっとどうよ?って感じっス。
多分この最後にまとめるかまとめないか(あるいはまとまらなくてもかまわないと思うか)が宮藤さんと堤さんのテイストの最大の違いではないでしょうか?
あと堤さんはいわゆる大ボスに公権力をもってくるけど、宮藤さんはそういう大ボスを出さないですね。親父をだしても仲良くなっちゃう。この2つの個性がぶつかり合った結果が池袋〜だったんだと思います。またコンビを組んでほしいッス
今は「愛なんていらねぇよ夏」を放送中でこれは今までの堤作品と違いフォーマットがないんですよ。おまけにギャグやトリッキーなカットが抑制されてる。もしかして問題作になるのではと毎週ワクワクしてます。
妻夫木聡
できますん
テーマ
電気グル−ヴ 木更津キャッツアイ6話のシガニー小池役を電気グルーヴのピエール滝さんが演じてたこともありますが、宮籐さんの作品に触れる時思い出すのは90年代前半に聞いてた電気グルーヴのオールナイトニッポンのセンスです。
アルバムで言うと最初のフラッシュパパからオレンジまでの「ダメ人間の笑い」とでも言いましょうか、正直あまりに血肉になりすぎててうまく分析できますん。
例えるなら小学生の男の子がフルチンで全力疾走するようなパワーとでもいいましょうか?
正直このセンスは誰にも継承されず廃れてくものと思ったのですが、まさかテレビドラマで復活するとは・・・ただ毒の部分は弱くなってる気がしますので、いつの日か、毒宮籐も見てみたい気がしますッス。
03・10・13Up
東京
土下座
童貞
戸梶圭太
トニー
中村獅童 木更津〜では猫田の後輩の犬島君、ピンポンではドラゴンを熱演、人を殺した事がありそうな眼ができるごっつい歌舞伎役者さん。いやぁ自分はラオウみたいなごっつい鬼みたいな役やってほしいっス
ナンシー関
猫田
バカ賛歌
バスケ部
80年代
はっぱ隊 「笑う犬〜」から飛び出した音楽ユニット、股間に葉っぱ一枚で歌うのだがパンツをはいてしまったため台無し。宮藤さん唯一の汚点だと思います。(スイマセンでもそう思うっス)
春子ブックセンター
ビートたけしのオールナイトニッポン
ヒミズ 木更津と同時期に連載終了した古谷実さんの最新作。あるきっかけで父親を殺してしまった主人公がのこり人生をオマケと設定し自分と同じ悪人を探して迷走する話
と書けばいいのでしょうか?もしかしたら現代版「罪と罰」とか言えば座りがいいかもしれません。ただこの主人公はエリートという意識はなくむしろ普通であろう普通であろうと過剰にこだわってました。この普通へのこだわりが「木更津〜」を連想させるのですが、「木更津〜」の普通が死に代表される困難が迫った時の覚悟というか心構えであるのに対し、ヒミズの普通はうまく言えないがこの主人公にとっては普通こそが尊く求めるものであったような気がする。だから最後の夜にヒロインである茶沢さんは創造してみてと将来の自分達の姿を語る。
ところで最終回は連載時と単行本版とでは若干違う、連載では茶沢さんの「何よこれ」って台詞で終わり(もしかしたら若干違うかもしれませんがニュアンスは同じです)明確に主人公の自殺を連想させるが単行本だと倒れた姿が写っている。自分にはあの主人公あのあとひょいっと置きあがって淡々と刑に服した気がしてならないんですよね「やっぱしねねぇや」って感じで
これはこっちの願望ですかね
古田新太
ピンポン 松本大洋原作で今年の夏映画化、感想は今後別に書くんですが、自分にとっては最高でした。
もちろん過不足あります。構成の詰めこみすぎや時間経過がうまく描かれてないから感情の流れがわかりにくいとか卓球シーンも原作の迫力には負けるとか。あと音楽の使い方が悪いとか(曲自体特にスーパーカーの曲はいい)
でもそんなのたいしたことじゃないんですよ。
もう見終わった後はすごい解放されたというかラクになった気がしました。やってける!って感じで
あと松本大洋作品につねにあったけどあの絵の力で相殺されてたセクシャルな部分が実写になることですごい放出されてたっス
だからある種の恋愛ドラマなんだと思います。男が男に惚れるって感じっスか?あっホモとは違いますよ。
あとオババが夏木マリになってたのは自分的にはOKでした。
つーか原作よりそこはよかったっス
風俗
部活
ぶっさん
「ブス牧場へ帰れ」 「木更津〜」3話で教頭が女子生徒(ガングロ含む)に言う台詞
いやぁひどい台詞ッス。教頭がいっちゃ問題ですわ。でもブスにはブス、バカにはバカ、デブにはデブって言うのは正しいと思います。電気グル−ヴの初期の曲にBASSってあるんですけどあれの感じっス、いわゆる図に載ってる(控えめならまだOK)ブス山さん(C伊集院光)はコルクでフタして海の底っス。
普通
ブルーハ−ツ 木更津キャッツアイ7話はある意味ブルーハーツリスペクトとでもいう内容でした、公助の「写真には写らない美しさがあるから」や木更津キャッツアイのテーマが「人にやさしく」だったり(同時期に「人にやさしく」というドラマがあったことへの当てつけですかね?)
何となく思ったのはブルーハーツって今の20代前半くらいにとってスタンダートナンバーでは?ってことッス。
それぐらいキャッツのメンバーにハマッてました。
03・10・12Up
僕といっしょ
僕の魔法使い 03年日本テレビ系列土曜九時台に放送された連続ドラマで放送された、感想は日誌から

第4話の探偵物語のパロディをやりだした辺りから方向性が決まった気がする。そう考えると2話は傷だらけの天使で、主人公達の何でも屋の感じは「俺達は天使だ」を思わせる。
主人公は沖雅也っぽいし、そこに今作品の裏テーマ(表は夫婦愛?)の「記憶」が絡んでくる。記憶の誤差行き違いがドラマの鍵になってる。今作品に限らず宮籐さんの作品はキャラが立ちだして役割がはっきりしだしてやっと面白くなる。そこまでは小ネタを楽しむけど、木更津〜は一話からその関係が出来上がって、テーマである死が一話の後半でどーんと出たけど、今作は小田茜演じる西さんと社長と田町さんの三角関係が出来たあたりから広がりが出てきた、主人公夫婦はある種完成してるから、そっちが発展するのが面白い。といいつつ6話ラストでるみたんが田町さんの姿から元戻んないとこからまた面白くなってきた、だんだん設定を壊しはじめてる(笑)楽しみ。
ちょっと他の(TBS系の)宮籐さんのドラマに較べて落ちるのは街の魅力が乏しいトコかな、地元に根ざした何でも屋という設定はもっと生かせる気がする。まぁ今のトコ満足03・5・26日誌より

多分来週最終回かな?最終回近くで主人公と同じ境遇の人間が多数集まって群集劇になるってパターンはすごい好きでこれもそうかと一瞬思ったけど、どうだろう?ああいう瞬間にSFを俺は感じる。
あと井川遙がいい役もらったなぁと思った。前々回の上パンさんというある種宮籐さんを連想させるキャラが出た時は少し心配したけど(しかもシリアスで)その心配はいらないかな、ホント観てる間は魔法にかかってるみたいだ
03・6・22の日誌より

「僕の魔法使い」の放送が終了した。
俺は宮籐さんの作品が好きだから点が甘くなるが、一般的に観ると粗が多かったかなぁって気がする。最後まで笑えて楽しいのだけど、終わってみて思うのは、「これ何の話だよ!!」と思ってしまった。まずいのは頭をぶつけると外見がひっくりかえる症状の問題が解決してないことだ。本当はラスト一話前ノ同じ症状の人間が集まる話を突きつめるべきだったのでは?って気がする、もしくはラストの事務所が乗っ取られる話を前後編に分けて共同体の解散と再構成の話をキチンとやるべきでは?と見ながら思った。
ただこの話自体のテーマである(と思う)夫婦愛にはどっちの話も関係ない(10話は少しあるかな?)というか、みったんとるみたんの関係が極度に安定した揺るぎないものだったから、物語としての揺さぶりがないんだよなぁ、
この変はわりと宮籐さんの味であると同時に弱点なのかもしれない、みんな仲良くなってしまい対立がうやむやになってしまう。例えば木更津キャッツアイのぶっさんとバンビの関係とか山口さんや猫田はもっと悪役として立たないとおかしいとか
思うし、その辺池袋ウエストゲートパークはちゃんと対立の緊張感を最後まで引っ張ってた。この人はもうそれを味にしてるし、作品に漂う楽しい感じが最大の魅力なので文句はないのだが(この「僕の魔法使い」もお笑いバラエティーとしては文句はない)テーマを描くドラマを今後描くのならこの辺がこの人の課題になるのではと思った。でもホントはこんな堅苦しい見方しちゃいけないんだろうなぁ、ただ楽しかったって方が正しいかもしれない
だからこれは俺が自分のために書いてると思って欲しい。
物語にテーマが必要とはいわないがテーマが一本通ってるドラマはやっぱり見ごたえがあるし印象が散漫にならない、作家にはテーマから逃げる人とテーマがある人がいるが(テーマを避けることがテーマの人も中にはいる)
宮籐さんはテーマをもって作品に入る人だと思う、池袋なら「ストリート」とか「若者」だろうし木更津〜なら「死」、GOなら差別、ピンポンならスポコン、それを時に茶化し迂回し、近づいたり離れたりしながらテーマに近づいてく。本人の感覚でダサくならないようにして(若者を描くならあえてダサいものを入れたりして)
そのテーマとの距離のとり方がそのまま作品の良し悪しになってると思う。
その中で一番うまくいったのが木更津キャッツアイでこの作品はどこを切っても死がついて回る。ギャグも死にまつわるものが多い、逆に言うと断固として揺るがないテーマがあるからギャグをぶつけられる。このぶつかり合いがドラマだと思う。
さて「僕の魔法使い」のテーマは何だったのだろう、一応は愛なのだと思う、この作品の登場人物はみんなカップルだ(田辺と井川遥や蟹社長と西めぐみあるいは西めぐみと田町さん)毎回出るゲストもカップルの話が多い(家族や親子というのも含めて)それらのパターンをいくつか用意して愛について考えたかったのかもしれない、そのためにあえて異常に愛し合ってるバカップルを出して現代人である我々にカウンターをくらわす。実際一話はそういう構成でうまく言ってた気がする
だから最後はその愛という概念そのものを否定するような人間をみったんとるみたんにぶつけるべきだったんではないだろうかと思う。
田町と西さんは多分そういう役割だったと思う。その意味での悪役の不在が最後に分散した印象になった原因かなぁと思う。
ただそっちがうまくいかなくなった代わりに便利屋と地域共同体とのつながりというテーマが最後になって出た気がする、前に街の魅力が乏しいと感想に書いたけど、もうちょっと早くそっちを掘り下げておけばなぁと思った。
なんか愚痴っぽくなったけど、バラエティとしては申し分ない出来だった、これにテーマが描けてりゃなおいいって話だ、これは贅沢な注文なのだろうか?
03・7・6の日誌より

う〜んいろいろ難しいこと書いてるけど、自分の意見じゃないんで勘弁してください。そんなにむきになって観る話しじゃないッスね。笑ってみて、後に残さないのがベスト、ちょっと気になるのは前に見たネタが多々あることかなぁ。反復ネタでマニアに媚びるのはまだ早いっス、あと演劇ネタで脚本家の上パンさんが出てきた回が意外にシリアスだったのがちょっと気になったっス。ああいう作品内に作家の分身みたいな存在が出るとちょっとヤバイなぁと当時思ったッス。
03・08・22執筆

マスター
松尾スズキ 宮藤さんの師匠筋に当たる人でピンポンではおまわりさん役で出てました。かすれた声で飄々と話ます。自分は大人計画の舞台を一本も見てないので評論はできませんが、ビデオで見たキレイや戯曲で読んだ「ファンキー宇宙は見えるとこまでしか存在しない」や「ヘブンズサイン」の印象からいうと宮藤さんの持つ安い日本のディテールをすくい上げるとこやダメな人間同士の掃き溜め感は松尾さんから来てるのかなと思います。
ただ松尾さんの方が悪意率が高い気がします。オレがダメなのはあんた達(主に親とか権力的なもの)のせいだみたいな
この辺りはエヴァンゲリオンの庵野監督やデビット・フィンチャ−のファイトクラブにも通じます。でも宮藤さんの場合、同じモチーフを書いても優しいんですよ。何つーか「しょうがないね、だってダメなんだもん」って感じ、あと松尾さんの作品は大河ドラマというか平気で時間も空間も超えていくんだけど、宮藤さんの場合は1つの狭い小さな共同体を凝視するかのように進んできますね。
この差がとても興味ぶかいです。これは世代の差なんでしょうか?
松尾羊一
松本大洋
マンガ
ミー子 木更津3話から登場、うっちーの彼女、微妙に顔が歪んでて不幸そうなトコがソソる。
「ミニモニテレホン歌って?」
ミッションちんぽっシブル
観月アサリ
美礼先生
ムー子 ピンポンでアクマの彼女として登場、原作に輪をかけて頭の悪そうさ加減が加速をついている。絶対シンナーやってると思う。
ラブ&ポップで主演した三輪明日美が怪演してたっス
めんどくせー 池袋のマコトの口癖、木更津〜の兄もぶっさんの病気に気を使ったあとに言う。ここで大事なのは「めんどくせー」といいながらやらずにはいられないとこで、めんどくせー=やらないじゃないってことっス。
モー子 もーもー言うからモー子、だれでもやらしてくれるバカ女という設定、こんなヒロインを出したドラマかってあっただろうか?
池袋〜では一話で死んでしまった酒井若菜がその罪滅ぼしかのように水を得た魚として好演してました。宮藤さんの功績としてモー子みたいな女を出してなおかつかわいく書けるとこだな。
この後バンビと付き合い、オカリナ奏者の娘だとわかる。
ただ処女ってのはどうだろう。別にサセ子でもいいと思うけど
とにかくモー子の良さがわかんない奴はダチじゃないっス。
モテたい
森山周一郎 紅の豚の主人公ポルコの渋い声の人で松村邦洋がモノマネよくする人です。「池袋〜」で後半Gボーイズの対抗勢力として巨大化するB(ブラック)エンジェルズの宣伝ビデオのナレーションで
登場し「紅の豚の声の人じゃない?」といわれます。
いったいどうやって交渉したんですかねぇ
森下愛子
野球
ヤクザ
山口さん
ヤンキーセンス
YOU
よろしく機械犬ワンワン
ラムちゃん
リンダリンダ
ルパンみてぇ
レンタルビデオ 踊る大捜査線以降(アニメも含めるとエヴァ以降)放送終了後に口コミで日がついて人気が出るマニアックなドラマが増えたんですよ。で、放送終了後みたいと思った方がその手のドラマを見たいと思った時に見る手段がDVDを買うか再放送を待つかレンタルするかなんです。
で実は池袋〜って一回も放送してないんですよ。
今TBS系列で再放送しようとすると夕方4〜6時(地方によるけど多分この辺)しかなくて、どうもそこでやるには表現上問題があるらしいんすよ。だから池袋〜が今だにレンタル率高いのはこの辺に理由があるんですよ。今はもう視聴率以外のトコから評価される作品が出てきてて良い傾向っス。
ローズさん
ロケットボーイ 2001年フジテレビ系列で放送された30代前後の男3人の自分探しの物語、延々とビール飲んではバカ話していたなぁって気がします。カット割りがTBS系列と違いオーソドクスなつくりなので割りと淡々とした話になってました。恋愛に行きそうで行かないのが宮藤さんならではって気がします。
あと触れざるおえないのが織田裕二さんの事故による中断で七話になってしまったこと。でも後から見る人はそんなに違和感ないんじゃないかと思うっス
あとノベライズ(百瀬しのぶ著)が出てます。
ロンドン 木更津は日本のロンドンだそうです。
笑い
笑う犬の冒険
ワンギャル

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