2003年1月
1月12日(日)23時
今は絵コンテを描いてます。最初はサンプルとしていろんな画像を作り合成することで話を作れればなぁと思ってましたが、これをやるといつまでたっても話にかかれない。例えば顔でも全身でもいいけど、絵の内容をコントロールしようと考えなければいくらでも描けるんだけど、ある形に成そうとすると初めて絵を描くことに苦痛が生まれる。
まぁこの苦痛は前提なんだけど、ここで引っかかって中々先に進めない、必要な絵が描けるか否かがプロと素人の分かれ目かもしれない。
マンガを描く時は台詞から発想するか絵から発想するか、その時々で違うけど、どっちかが見えるともう片方も見えてくる。
あとは根気と体力(実はこれが一番必要だったりする)
絵コンテはできたら一部分UPします。
サウスパーク 爆笑短小ビンビンラディンを観た
今日は松本大洋の「花」とか東浩紀さん編集の網状言論Fとか買ったけど全部吹っ飛んじゃった。(空爆で)
これが去年の11月にケーブルテレビとはいえ放送されるんだから何だかんだいってアメリカの底力はあなどれない(今度公開されるボーリングフォーコロンバインも含めて)
今アメリカに言論の自由がないって鬼の首とったように言う人がいるけど、これを観てから(まぁ観ないだろうけど)言ってくれって感じだ、
観てて思ったのはいつもより気合いが入ってるなぁということ、
台詞の端々からそれが伝わってくる。
こういう現実の事件を即効でネタにする力が今の日本のメディアにあるだろうか?せいぜい「ゴー宣」くらいの気がする、
こういうのを平然とつくってしまえる勇気に感動する。
まぁ細かい愚痴はいくらでもいえる。所詮アメリカ寄りじゃん?とかうまく帳尻合わせてよう〜とか、(ビンラデインがアホすぎとか、でもこの作者にかかると全員アホになるなぁ)でもあれがアメリカ人にトレイ・パーカーの本音なんだろうから仕方がない、奇をてらえばいいというものでもないし。あと放送したWOWWOWも偉い、あとはチンポコモンとフセインの出る回も放送してくれ。
1月7日(火)22時 大人になるんだ!! もう泣かないさ
まだ文章化してないけど第1話のプロットがちゃくちゃくと出来上がりつつある。基本的には太田久と日向井夏子と成馬司郎の関係を軸にした3日間の話アクションありバイオレンスありエロあり歌ありのなんでもありのオープニングセレモニー、これをやっとけば後は何でもできるって感じの話にしたい。
あと設定面を出きるだけ見せる。F市、M体、M体屋、ポイント制度、ギルド、査定制度、かけら 太田と成馬の出会い、過去etc
そして全ては成馬に絡んでくる。
余談だがM体屋のほとんどは10代20代で30代からガクンと減るそれだけ回転の速い職業だ。
松浦亜弥 「草原の人」で泣く
特に台詞の後でうっと嗚咽してしまった。カラオケバージョンでも来る
理由は書かないけど、個人的には松浦亜弥の中で一番好き
去年の今頃「桃色片思い」がよくかかっててあの曲が嫌いでしかたなかった。松浦亜弥が歌うHAPPYな歌って完璧なHAPPYでモーニング娘。の唄にあるような2面性(まぁ気付かない人は一生気付かないけど)がない気がした、完璧に技術でこなしてる、そこがスゴイけどイヤだった。この曲もそつなく歌ってるんだけど、それが逆にくる感じがあったあの台詞の意味が多分わかってないんじゃないかな?松浦亜弥は、わかってる人ならあんなにサラっと言えない。
そこがよかった。
そういや藤本美貴がモーニング娘。に入るってワイドショーで朝見た。
いやぁ〜なんかすげーや、その手があったか!!って感じだ。
ついでにソニンも入ればいいのになぁ
1月4日(土)23時
物語オープンソース運動 理論編 覚え書き
その1、物語の生簀
一つの世界観、設定、キャラクターを共有し、それらを一つの素材とし多くの作者がまるでオンラインゲームのプレイヤーのように創作するような一つの
システムを作れないだろうか?
例えばバガボンドは吉川英治の「宮本武蔵」が原作で今度NHKでやる大河ドラマもその「宮本武蔵」が原作だ。
(この場合バガボンドは原作から巧妙に外されてて便乗の印象が薄くなってる)例えば誰かぽっと出の新人のマンガ家なり小説家が宮本武蔵の物語を書いたとしても著作権の侵害で訴えられることはない(と思う)
理由は宮本武蔵が何百年も前に実在した人物で肖像権がフリーだからだ。
ついでにいうと魔界転生みたく悪役として登場させても文句をいわれない
(そういや昔、宮本武蔵と佐々木小次郎の子孫がゴルフで対決するという少年漫画がジャンプで連載されてた)
つまり宮本武蔵(と彼の実在した時代の人物)の実話、歴史を元に今も幾多の物語が量産されている。
これが「陰陽師」になるともっとわかりやすく展開されてる、ヒットのきっかけになったのは夢枕獏氏の小説を原作にした岡野玲子さんのマンガで、そこからNHKのドラマ、映画とメディアミックスが展開されたがこの間フジテレビでドラマ化された陰陽師は夢枕獏さんの原作のものでなく、別の人(作者名忘れた)が書いた小説を元に書いたものだ。
こうなってくるとまず実話の歴史としての陰陽師がまず先にあり気で
それを無数の作者が書いてることになる。まるで翻訳だ。
つまり実話を元にフィクションを作る際のは著作権が発生しないのだ。
(歴史モノの便利さはここにある。ところでどこまでが歴史モノとして許容されるのか?例えばNYのテロを元にアルカイダ物語もしくはブッシュ物語を書いたとしたら許可は必要なのか?そういうばサウスパークではフセインが登場するエピソードはいまだWOWWOWで放送されてない、まぁ書かれ方に問題が在りすぎるんだけど)
そしてやっと結論なのだが、つまり歴史は広大な物語の生簀として機能している。そこから物語をつむぎ出す作家、編集者はさしずめ猟師、その時代の資料をあつめて評論を書いてくれる学者先生は魚にまく餌をつくり生簀を豊かにしてくれる人といえる。
で、自分がしたいことはまずその生簀を作りたいのだ、もちろんそこから誰が漁をしようと(個人であれ出版社であれ)自由、個人でやるより明らかに目立つし場所の共有は活気が生まれる。
もっというと、歴史モノが生簀として機能するのならフィクションで生簀をつくるのはもっと簡単なのではないか?製作者が変に権利を主張して独占しないかぎり。
こんなことを考えてます。
ドラマ版 六番目の小夜子第1話
今日NHK教育で放送されていた。たしか本放送で2年くらい前に同じ時間に放送されてた作品だ。トリック2も同じ枠でまた再放送されるけど、下手に質の悪いものを新しく作るより、評判のよかったものを何度も流すというケーブルテレビ的発想なのか?
まぁもう一度観たかった身としては嬉しい限り、
栗山千明がやばいくらい少女だ。この時期にしかだせない妖気?というか存在感が出てる。あとヒロインの友達役の松本まりか(と思う)がかわいい、もちろんヒロインの鈴木杏もだけど(←今見るとそうでもないかな、ちょっと鈍臭さが出すぎか)
さてこの作品、原作は我らが恩田陸さんのデビュー作なのだが、そうとう変えてある、そもそもヒロインの潮田怜なんてキャラいないし、原作は高校生だし
でもそれがいい意味で原作を発展させた作りになっていて、原作より好きだ(もちろん原作がなければこのドラマは存在しないので一概に較べるのはフェアではないが、後の方が圧倒的に有利だし)
デビュー作ということもありちょっと粗というか読ませどころがわかりにくいなぁと小説を読んだときは思った。
あと演出のカットがパキパキしてて(堤幸彦系のアレです)それが好み、あれが嫌いな人は多分嫌なんだろうなぁ。
これは一週間に一回なのかな?だとすれば末永く楽しめる。
1月2日(木)23時
新春呆談後編UPしました。これでひとまず評論は封印して
NARIMA STORY SHOPは物語屋として再出発いたします。
今年の自分のキーワードは純化です。
表現をする上で邪魔になるものをどんどん切り捨ててくこととなるんだろうなと思います。
今に自分にとって大事なことは新しい物語(形式も含めて)を作ることです。それもづーと残るような、
こんごともよろしくおねがいします
モーングタウンを観ている
モーニング娘。のミュージカルのビデオ版なんだけど映画に比べると恥ずかしくない。ミュージカルは途中で歌が入るのが恥ずかしいって言う人(タモリとか)がいるけど、シリアスな芝居だけの方が恥ずかしい気がこれを見ていると感じる。
まぁ内容は一部は寂れた商店街を復活させる話、2部はハンバーガーショップの新人アルバイトの紺野を中心とした群集劇?
まぁ内容はわりとどうでもいい
モンブラン+あんこでアンブランってのはいいな〜
本編が終わってコンサートが入ってるけど、これはそういう構成だったのかな?なんか贅沢なのか出血大量大サービスなのかわかんないつくりだ。
舞台特にミュージカルってリアリティを超えるんだよなぁどんな荒唐無稽な奇麗事でも力を持つ、フィルムってリアリティの世界だからこういうのはやりにくい気がする。
でも昔の映画ってミュージカルの要素強かったんだよなぁ、それがどんどん追いやられて、そう考えると先祖帰りなのかな?とか考えてる。
1月1日(水) 19時
あけましておめでとうございます。
新春呆談UPしました。今後のホームページの方針、今考えてることを無造作に放り投げるように語り倒してます。
今年はひとまず評論系のものはお休みして(日誌に感想は書きますが)物語に専念したいと思ってます。
それではこんごともよろしくおねがいします。
>ロックストック&スパゲッティー・ソースを観ている
ガイ・リッチー製作総指揮のテレビシリーズのビデオ、以前レンタル屋で安くかったもので置いてたものを観ている、買って吹き替え版と気づいてしまったと思ったけど
こういう封雑な話はそっちの方が観やすいのかもしれないなぁと観ていて思った(スナッチは映像は楽しいけどストーリーは何やってるか解らなかった)
この作品を観たのは宮籐官九郎さんが「木更津キャッツアイ」への影響について何度もガイ・リッチー監督作品の名を出していたのと、戸梶圭太や小川勝巳という私が今好きな作家の宣伝文句にガイ・リッチーとタランティーノの名がよくでるからだ。
見た印象だとタランティーノより田舎臭くて情けない分笑いに向かってるなぁと言うのと殺伐とした現象(殺人とか強盗犯罪)をあまりにうまくコミカルに描いてて、笑えるけどちょっと、とまどう感じがサウスパークのセンスっぽくて、あの簡単に死んじゃう感じは自分にやれるのかな?とか考えた。この辺はやっぱ向こうが銃社会ってことがおおいに関係があるんだろうなぁ、逆に言うとその残酷性が温かさに変換されてもっと、テンポよくしたのが木更津キャッツアイだなぁというか、設定面で使いすぎ
危ない商品にしょっちゅう手を出す4人組(バーが拠点)とかヤクザの世界の描写とか、まぁ木更津〜はそっちの他に主人公の死を前にした葛藤があるから別者になってるけど、こっちメインだったら危なかったなぁ
あとは恩田陸さんの「蛇行する川のほとり」一巻お読んだ。まぁいつもの恩田さんの世界かな?それが好きだから文句はないけど、最後にミステリーっぽくされてちょっとえぇ〜って感じ、綺麗な美男美女(精神的にも)しか出ないこの世界とロックストック〜みたいな掃き溜めのダメ人間の世界が出会ってグッチャグッチャになるような物語を今描こうと思ってる。